母の日商戦でバタバタしていると、ふと父の日のことを考えます。
世の中を見ても母の日と父の日の盛り上がりの差はかなりはっきりしています。
もちろん、盛り上がっているのは母の日の方で、市場規模の観点でもかなり差があるようで。
矢野経済研究所のギフト白書2022によると、母の日が約5000億円、父の日が約2000億円だそうな。
さて子育てをしている身として、今回はこの違いについて思うところを書き留めました。
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お客様のバッティングを防ぐため、事前予約をおすすめします。
農園住所:527-0016/滋賀県東近江市今崎町625
家庭での父親の存在感の薄さ
母の日と父の日は、息子・娘が主体となって何か贈り物をするケースが多いですね。
そして、贈る目的は「日頃の感謝を込めて」である場合が大半でしょう。
子ども達にとって、育児に関わる機会の多い母親の存在感が増すのはアタリマエですね。
言い換えると、相対的に父親は育児に関わっていないと思われているのかも。
自称子育てを頑張っている父としては、一般家庭の父親の存在感の薄さは悲しいものです。
でも昨今は共働きも増え、父親が育児に参加するケースが増えています。
そのため今後父親の存在感も増してくるかもしれません。
ある研究結果によると、グレてしまう子どもの家庭には父親の影がない傾向があるそうです。
子供をちゃんと育てあげるために、父親の存在は必要だという良いデータですね。
私含めお父さんズは、ぜひ家庭内の居場所を増やす努力をしたいものです。
男はプレゼントの贈り甲斐がない?
そもそも、男という生き物は贈り物の贈り甲斐があるのか?という点も重要です。
女性を見ていて、やはりコミュニケーションに長けた生き物だと実感します。
リアクションもわかりやすく、何か贈り物をして喜んでもらえた時の反応も豊富です。
その一方で、男性は結構反応が薄かったりしませんか?
せっかく女性側がプレゼントを用意してくれたのに、いざ渡してみると反応が薄い。
「あ、うん。ありがとう。」みたいな。
男性向けモテ本には『相手への反応はオーバーだと思うくらいが良い』と書かれています。
それくらい、男性の反応は傍から見て薄いのです。
そういう違いもあって、「お父さんにプレゼントを贈ってもつまらない・喜んでもらえた感じがしない」という理由から贈り物がされないという場合もあるのかもしれません。
父の日云々言う前に、日頃から贈り物のし甲斐があると思われるコミュニケーションをした方が人として磨かれるような気もします。
父の日のプレゼントに花は珍しい。ゆえに被らない。
Annyの記事によると、父の日へのプレゼントは以下が好まれるようです。
①お酒・ビール(+その周りのグラスなど)
②食べ物・スウィーツ
③ファッション小物・生活雑貨
④ビジネスグッズ
⑤健康グッズ
この中で花が贈られるケースは大変めずらしいです。
当園でも父の日プレゼントを企画しますが、やはり母の日に比べると盛り上がりは欠けます。
見方を変えると、これらの①‐⑤は定番過ぎて贈り飽きてしまったり、人と被ってしまうというケースも多く、花は基本的に人と被らないという点は評価できると思います。
そういえば、最近男性からの注文が増えているので、花に関心を持つ男性が増えているのかも。
父の日の贈り物の選択肢として、今後注目されてくるといいなと思います。
当園では今年も父の日の贈り物の企画をするので、興味のある方はぜひご覧ください。