先日12日、品種検討会を実施しました。
日曜日の午前中なのに貴重な時間をいただけたなと感謝しております。
いただいた情報は、今後の仕入れる品種を決める際の参考になりました。
ちなみに今回参加された方々は具体的な品種名までご存知の方ばかりでした。
かなりマニアックなお話にまで踏み込めた時間だったのではないかと思います。
今日は、会の中で盛り上がった話についていくつか触れてみようと思います。
※ご案内※ 母の日をあえてずらして届けるギフトは5/19まで
先日母の日を迎えましたが、GWの旅行などでうっかりオーダーを忘れてしまった方向け。
19日(日)まで受け付けておりますので、ご興味のある方はこちらからどうぞ。
※ご案内※ 6/2(日)10-16時までオープンファーム開催
こちら(LINEへ繋がります)から事前予約をしてからご来園いただくととても嬉しいです。
お客様のバッティングを防ぐため、事前予約をおすすめします。
農園住所:527-0016/滋賀県東近江市今崎町625
品種紹介ページにはない情報
以前と違い、最近は苗メーカーも提供可能な品種リストを公開しています。
花の大きさやポットサイズ、花持ちなどの評価が数字で載っていて、品種を選定する上でどの数値を参考にしたら良いのかについて触れながら話をしました。
偉そうな話ですが、苗メーカーはあくまで苗メーカーです。
そのため、日本で実際に栽培したことで得られる情報はココには掲載されていません。
例えば根張りの良さ、老け花になった時の色味、害虫のつきやすさ、 株としての強さなどはメーカーにはない情報です。
こういった話を生産者の経験を交えてお伝えできたのは良かったと思います。
各品種を育てる上で気になっていること
参加者は実際にアンスリウムを育てている方々でしたので、現状育てているアンスリウムについての質問もかなり来ました。
「こういう枯れ方をしたんだけど、どういう原因か」
「薬はどのようなものを与えたらよいか」
「この品種を買おうと思っているがどう思うか」
「この肥料は…」などなど、たくさんの質問をいただきました。
これまで投稿した動画で一通り解説できたと思っていましたが、フォローしきれていないと思える内容が多く、あー…こういうところが気になっているんだなと改めて知る機会になりました。
(感想)ファン・消費者の方々と定期的に接点を持ったほうが良い
開催して思ったのはこれです。
多くの生産者は卸売が中心で、商売相手が卸売市場や生花店であることがほとんどです。
生産者は農園で植物と向き合う時間が長く、お客様へのアンテナがどうしても弱くなってしまいます。
今何が流行っているか、お客様が何に悩んでいるのかなどの情報は、意識して積極的に取りに行かないとなかなか得ることができません。
今回のような機会を活用することで、お客様像がよりわかったような気がしました。
来月はオープンファームがありますが、今後も様々な機会を使ってファン・消費者の方々に近い生産者であろうと思います。