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(お手入れ)花全体が緑っぽくなった株のお手入れ法

アンスリウム

先日知り合いから写真が送られてきました。
「花全体が緑っぽくなったんだけど、どうしたらいい?」とのこと。
この時期になるとよくある緑化現象です。
たぶん、多くの方が同じような症状になっていると思うので、その原因と対策についてまとめます。

それにしてもこの写真、めちゃくちゃきれいに育てているなーと感心しました。
葉に斑点とかないし、すごく上手にお手入れされていると思います。

花全体の緑化は夏と冬に起きやすい

以前の記事で、夏に花の緑化が起きることを解説しました。
よく似た症状ですが、実は夏と冬とでは花の緑化が起こる原因は別にあります。
冬に起きる花全体の緑化は、「室温が低くて開花が止まり、新しい花が咲いていない」のが原因です。
すでに咲いた花は徐々に老化(緑化)していきますから、株全体が緑っぽくなったと感じるわけですね。

新しい花が咲くのは15℃以上

新しい花を咲かせようとした場合、15℃以上の環境に置く必要があります。
これまで何度も「10℃以下にならないように~」とお伝えしています。
10℃というのは株が自信を維持できる最低ラインとなる温度ですね。
つまり、10~15℃の間というのは、「枯れはしないけど花も咲かない現状維持状態」なわけです。
冬の室内の温度はこの温度帯に当てはまります。
だから、新しい花が咲かないという現象が起きるわけですね。

肥料を与え、温度を上げたら花は咲き始める

これらの理由から、花全体の緑化現象は「温度を上げてあげる」と改善します。
もう3月も中旬ですから、これからの季節は新しい花が咲き始めるはずです。
あ、鉢の中の肥料成分が効果切れになっているはずなので、追肥はしてあげましょう。
肥料は植物にとって、身体を大きくするためのご飯です。
肥料成分がないと、いくら温度を上げても良い花は咲きませんのご注意を。
ホームセンターで買えますが、当園はこちらの肥料を使っています。

まとめると

アンスリウムの花はまずその品種特有の色を呈し、時間とともに緑になります。
よく「緑色から他の色になると思っていた」と言われますが、写真のような状態からそれぞれの花色が変わっていくことはありません。

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