Re:Anth

お客様を育てるということ

アンスリウム

商売をする上でお客様を育てるということは非常に大切です。
アンスリウムを買う人には様々な人がいます。

・元々アンスリウムをよく知っていて、普段からアンスリウムを購入している人
・アンスリウムについてはあまり知らないけど、知り合いに勧められて買った人
・アンスリウムの写真や動画は見るけど、買ったことはない人
・たまに街中で見る植物の名前が「アンスリウム」だと最近知った人 などなど。

基本的に人はその対象について「①知る」「②興味を持つ」の過程を経た後に「③買ってみる」というアクションを起こします(「④好きになる」はその後)。
なので、「①知る」と「②興味を持つ」につながる情報発信はとても重要だと感じます。

厄介だなーと思うのは「知らない」という感情です。
皆さんも経験があるかもしれませんが、よく知らないものに対して「なんとなく嫌い」と思ったことはありませんか?
周囲が「嫌い」と言っている芸能人についてよく知らないのに、「私もなんか嫌い」と思ったことがあるとか。
心理学の観点では、「知らない」と「嫌い」のこの2つの感情はとても近しい位置にあるそうです。
なので、知られていないものは「嫌い」のレッテルを貼られやすいのです。

大して知られていないのに勝手に嫌われるとか、そんなのたまりませんよね。
でも、少し距離を置いて見ると、「生産・提供サイドが知られる努力をしていないのが悪い」という見方もできそうです。
逆に、知ってもらう努力を続けていけば、それに触れた人の中には「そんな悪いものじゃないかも」と思ってくれる人が出てくるかもしれません。
なのでアンスリウムに携わっている以上、アンスリウムについて知ってもらう努力を続けていこうと思います。

YouTubeで「アンスリウム先生」を続けている主な理由もここにあります。
もちろん動画を観て買っていただいたら嬉しいですが、それよりも正しい知識を身に着けてもらいたいのです。
正しい知識を身に着けて買ったものって後悔が少なくなりますし、愛着も湧きやすくなります。
皆さんにはぜひ正しく情報収集をしてもらい、賢く買い物をしてもらいたいと思います。

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