
最近私は選択理論心理学というものを学んでいます。
全ての行動は自分で選んでいるという考え方に触れ、日々の習慣を見直しています。
自分の人生を自由にコントロールする幸福感は、日々の生活をとても前向きにしてくれます。
子育てで直面する自由な選択と失敗の葛藤
この心理学を育児に取り入れる中で、正しさの押し付けにならないよう気をつけつつ、自由と責任の隣り合わせを感じることがよくあります。
例えば、子どもが朝早く起きてゲームをしたがります。
早く寝ないために起きることに失敗する日もあります。
また、目の前の遊びを優先するあまり準備を怠ることもあります。
結果、学校や保育園での大好きな水遊びの用意を忘れるといった失敗も日常茶飯事です。
親としてはつい先回りして手厚くフォローしたくなります。
しかし、それが当たり前になって自分の準備を怠るのは将来的に困りものです。
自分で選んだ行動の結末を、しっかりと自分自身で受け止めてもらう必要があると感じています。
あえて失敗を見守り立ち直る機会に変える
そんなわけで、最近は彼らがギリギリまで失敗するのをあえて静かに見守ることにしています。
もちろん後になって泣きわめくこともあります。
またそのせいで大好きな水遊びができないという痛い思いをすることもあります。
ここで「経験は最良の教師である」という古くからのビジネスの格言をいつも思い出すようにしています。
大人も全く同じですが、人は自分で痛い失敗をした時にもっとも人の言うことを聞きます。
そして、次は同じことを繰り返さないように自ら学習していく生き物です。
最近よく耳にするレジリエンスという言葉の通り、いかに自力で早く立ち直るかが何よりも大切なのです。
植物も人間も失敗からレジリエンスを学ぶ
親が先回りして立ち直りの機会を奪ってしまうことは、たとえ深い愛情からであっても長期的に見れば決して良いことではありません。
実は、当園で大切に育てている熱帯植物たちも全く同じです。
環境の変化などで小さな失敗を経験することで、そこから適応する強い根を張るようになります。
手厚く保護しすぎるよりも、環境ストレスから這い上がる力こそが、植物にとっても人間にとっても本当の強さになります。
植物は足がない分、環境に適応する能力が非常に高いです。
その逞しさからは、とても多くの学びを得られると感じています。