ANTHURIUMアンスリウムのこと
品種によって花の色や形は
様々な顔を見せてくれる
アンスリウムには代表的な赤を含め、桃色や白色など、実に多様な色があります。
品種登録されているのは100種類以上。
同じ赤色でも鮮やかなものもあれば、ワインのような濃厚な色味のものもあります。
花の形や大きさ、花序(先端の尖った部分)の色も品種によって異なります。
また同じ品種でも、季節によって違った顔色を見せるのも奥深く、楽しんでいただけるところです。
当園では、その中でも約20種類を取り扱っています。
背丈が高く伸びやすく、花が大きく、そしてお客様が育てやすい品種を中心に質の高いアンスリウムを生産しています。
TypeRED赤系品種
赤色はアンスリウムの代表的な色として広く愛されています。流通量が最も多く、品種数も豊富です。そのハッキリした色合いは、見る側を元気にするような力強さがあります。夏の高温下でも色あせが起きにくいのも赤色品種の特徴です。
- 取り扱い品種
- ダコタ・アイダホ・ミネソタ・ロイヤルチャンピオン・バンビーノレッド・トレンザ・シエラマジック
TypePINKピンク系品種
赤色に次いで人気の高い桃色。色合いの濃淡の幅が広く、品種によってその幅も大きく変わるのが特徴です。また季節によっても色合いが大きく変わります。
同じ品種でも、夏に咲く花は色が薄くなりやすく、冬に咲く花は濃くなりやすい四季を通して楽しめます。
- 取り扱い品種
- パンドラ・メイン・スウィートドリーム・カリフォルニア・ロイヤルピンクチャンピオン
TypeWHITE白系品種
近年人気が高まっている白色。その涼しげな見た目から、暑い季節が近づくと徐々に目にする機会が増えてきます。古くなった花がきれいな緑色に変化するのも白系品種の特徴です。
夏の高温下でも色あせの心配がないのも人気のポイントです。
- 取り扱い品種
- アラスカ・スミ・サモラ・ココス
TypePURPLE紫系品種
古来より高貴な色として知られる紫色。作り手の好みが分かれることから、世の中に出回りにくい珍しい色です。一方で、その色合いに魅了されるお客様も多く、頻繁に問い合わせをいただく色です。夏に咲く花は薄紫色になり、冬になると妖艶な濃紫色を咲かせる品種が多い人気色です。
- 取り扱い品種
- キャバリ・テソロ・シラノ
TypeORANGEオレンジ系品種
紫色と同じく世の中に出回りにくいオレンジ色。夏らしい鮮やかな色合いが特徴です。暮らしのアクセントとして好むファンが多く、一年中問い合わせをいただく人気色です。オレンジ系品種は高温の影響を受けやすく、夏は色合いが薄く、冬になると濃くなります。
- 取り扱い品種
- フロリダ
TypeGREEN緑系品種
「葉と見分けがつかない」と言われることが多かった緑色ですが、近頃では桃色とグラデーションの花を咲かせる品種が人気となり、問い合わせが増えてきました。株全体が観葉植物のように見えることからも、赤や桃色などの代表色から次にチャレンジする玄人向けの色と言えます。
- 取り扱い品種
- エキゾタ
TypeBLACK黒系品種
アンスリウム好きなら一度は興味を持つ黒色。焦げ茶色に近い色合いですが、花が古くなるとより黒色に近づきます。葉の色も暗くなり、全体的にとても落ち着いた印象に変わります。インテリアのアクセントに一風変わった雰囲気が格好良く感じられることから高い人気を誇ります。
- 取り扱い品種
- コンソナンテ