2月も早中旬に差し掛かりました。
毎日何かに追われているせいか、時間が経つのがとても早く感じられますね。
以前、アンスリウムのお手入れについて「2月に気をつけること」を動画でお伝えしました。
ただ今年は暖冬のせいか、例年より早めに色褪せと葉焼けに注意した方が良さそうです。
気温の高さ×日差しの強さ=葉焼け
今年の2月は葉焼けに注意をしたほうが良さそうです。
2月に入るとハウス内が30℃近くになる日があるので、快晴の日は遮光カーテンを下ろします。
カーテンを下ろさないとピンクやオレンジといった淡色系の品種が色褪せします。
ただ今年は気温が高いせいか、色褪せのタイミングが例年より早いように感じます。
30℃かつ強光は、葉焼けが起きてもおかしくない環境ですので、いつもよりも早めに葉焼けに注意しましょう。
別の動画でもお伝えしましたが、葉焼けは高温障害のひとつです。
高温環境で葉の温度が一定レベルを超えた時に文字通り葉が焼けます。
空気の温度が高いと熱の逃げ場がなくなるので、暖冬である今年は葉が冷やされないわけです。
快晴日は10~14時の間遮光を考える
南窓の近くにアンスリウムを置いている方は、2月でも遮光を考えてみてください。
特に注意すべき時間帯は10~14時の間です。
これまで直射日光を当てていた方は、レースカーテンを挟むだけでOKです。
気温の上昇=土の乾く速度も症状
気温が上がるということは、土がこれまでよりも乾きやすくなる点もお忘れなく。
気がついたら土がカラカラになっていたという場合も出てくるでしょう。
晴れの日がしばらく続くような時は、少し早めに水やりをしてあげても良いですね。
気温は年々上昇しているので、長い目線で見ればこういう年は増えてくるかと思います。
アンスリウムは暑さに比較的強い植物なので、追い風といえば追い風ですね。