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【お手入れ】アンスリウムが枯れる原因は主に3つ

アンスリウム

農園にアンスリウムを買いに来られるお客様から、いろいろな悩みを伺います。
その中で「アンスリウムにチャレンジしたけど、枯らしてしまった」という話が多いです。
農園に来られる方のほとんどが、アンスリウムが枯れる理由がわからないと仰ります。
私は、身の回りにあるものが理由がわからず枯れてしまったりダメになってしまうと、結構凹みます。
「あー、僕には難しかったのか。」みたいな感じで凹みます。
そして理由がわからないと次もまたチャレンジしてみようという意欲が削がれるんですよね。
なので今回はアンスリウムが枯れる原因について、お客様に解説する内容を少し掘り下げてみようと思います。

※告知※ 5/12(日)にZOOMにて品種検討会開催

5月12日(日)10時からを予定(参加希望者の情況によっては、開始時間を変更します)
アンスリウムの細かい品種情報や、生産者目線の育て方について詳しく知れる良い機会です。
お申込はこちらから。詳細情報はこちらの記事にまとめています。

※告知※ 6/2(日)10-16時までオープンファーム開催

こちら(LINEへ繋がります)から事前予約をしてからご来園いただくととても嬉しいです。
お客様のバッティングを防ぐため、事前予約をおすすめします。
農園住所:527-0016/滋賀県東近江市今崎町625

アンスリウムを枯らす原因はこの3つがほとんど

お客様に話を伺う中で、どうやら枯れてしまう原因は以下の3つにまとめられそうです。
もちろん他にも枯れる理由はたくさんありますが、この3つで全体の8割を占めます。
アンスリウムを育てる上で、この3つを知っておくと枯らしてしまうリスクを減らせるでしょう。

①水やりの間隔がアンスリウムに合っていない
②置き場所が暗く光が足りない
③冬期の寒さが原因で徐々に弱って枯れる

多くの場合水やりの頻度が高すぎる

アンスリウムの水やりはそもそも2週間に1度、約半月に1回が目安です。
他の植物に比べるとそんなに頻繁にやらなくて済むのですが、これを知らないと毎日水をやってしまって根腐れが起きるというケースが出てきます。
「1週間に1回やっています」という方も多いですが、それでもやりすぎの範疇です。

逆にまったく水をやらずに枯らしてしまうケースもあります。
見た目が造花っぽいので、水をやらなくても良いと判断されるのでしょうか。
この水やりの頻度を押さえておくと、株の生存確率をグッと上げられると思います。

置き場所が暗すぎると花が落ちる

株元のラベルには、「直射日光の当たらない場所に置くこと」と書かれています。
そのためか直射日光を当てすぎて葉焼けを起こしてしまう方は割と少ないです。
逆に多いのは光が足りなすぎるというケースです。

光が足りないと、咲いている花がどんどん落ちて葉だらけの株になります。
光不足は他にも影響があって、土が乾くサイクルが乱れることにもつながります。
光合成をする時に水を消費しますので、光不足は水の消費速度が落ちるんですね。
その結果、土が乾いていないのにどんどん水が足されることになり、最悪根腐れに繋がります。

私はアンスリウムを育てる上で、光環境を整えることが最優先だと考えています。
「手をかざした時に熱くも痛くもない強さの光」が目安です。

些細なコツを知るだけで、アンスリウムは楽に育てられる

身の回りにあるものは、ちょっとしたコツを知っていると扱いが楽になることは多いです。
アンスリウムも同じです。
ちょっとした知識を知っておくだけで枯れるリスクをかなり減らせます。
商品と一緒に、ぜひ情報も一緒に仕入れていただきたいなと思いますね。

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