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(商品)「愛んすりうむ」に追肥オプションを追加

アンスリウム

当園で販売している「愛んすりうむ」について、追肥オプションを追加しました。
愛んすりうむ」は生花店向けに卸売しているアンスリウムブランドです。
お店で見られるものと同じものが、鮮度が高いまま届くというわけですね。
その「愛んすりうむ」に追肥をしてから発送しますよ、というオプションです。

アンスリウムと一緒に肥料を購入される方が多かった

当園では肥料を別売りしています。
そしてこの肥料は、アンスリウムと一緒に買われることがよくあります。
もちろん、元から手元にあった植物に使われる場合が多いでしょう。
でも、中には購入したアンスリウムに使うという方もおられるはずです。
であれば、発送時に追肥をしてから梱包してさしあげようというのが今回の背景です。
送料や梱包の負担がなくなるので、価格も手頃に設定しています。

店頭に並んでいる鉢植えには、最低限度の肥料しか含まれていない

鉢花生産者の仕事は良い鉢花を作って販売(市場に卸す場合がほとんど)することです。
言い換えると生花店、またその先にいるお客さんが購入された後の肥培管理は責任範囲外です。
仕上がった鉢花が売れるまでくらいしか、肥料を与えていないところがほとんどなのです。

そんなわけで、原則は購入したお客さんが水の手入れと合わせて肥料の手入れもしないといけません。
「後のことを考えて肥料を入れておけよ」と思う方もおられるかもしれません。
でも、これは生花店や卸売市場が生産者に値下げを強要したことが原因です。
生産者も採算を合わせるために、こういったところへのコストをカットするほかないのです。

一般的にアンスリウムには、半年~1年程度効果が持続するコーティング肥料が使われています。
ただそれは農園で育てている時の話です。
購入してからもその期間効果が持続するわけではありません。
何もしなければ割と早いタイミングで鉢花は肥料切れを起こします。
肥料切れの症状はいくつかありますが、わかりやすいのは「新しい花が咲かない、もしくは咲いても小さい」ということでしょう。
いくら植物自身が光合成をするとは言え、水しか与えない状況では肥料切れを起こします。
私達がご飯を食べないとやっていけないように、彼らも生きていくために肥料が必要なのです。

追肥しておくと肥料切れのリスクを減らせます

肥料を買ってくる手間がかかるのも事実ですし、できれば楽したいと思うのが人間ですね。
その問題点をこのオプションが解決してくれます。
「愛んすりうむ」をお求めの方は、ぜひ追肥もご検討ください。

ちなみに、「熟成紅うちわ」にはこのオプションはつきません。というか不要です。
「愛んすりうむ」と「熟成紅うちわ」とでは仕立て方が異なり、熟成紅うちわは出荷時に新しい土を使うため、肥料成分も更新されるのです。
熟成紅うちわについては、購入してすぐの肥料切れは基本的には起こらないと思ってもらってOKです。

まとめると

肥料の発送って結構大変なんですよ。
袋詰め、輸送中に袋が開かないようにステープラーで口を閉じ、梱包して発送。
この手間が省けるので、生産者側にとってもとてもありがたいオプションなのです。

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