つい先日まで続いた暑さがようやく落ち着きましたね。
ようやく秋らしい気候になってきました。
先週末くらいまで平均気温+8℃というのだから、今年の夏は残暑がきつかったですね。
朝家を出るとちょっと涼しさがあり、昼間は少し暑く、夕方少し肌寒い。
私はこんな今くらいの時期が大好きです。
秋は新しく咲く花がきれいになる・色が残りやすい
夏に比べこの時期に咲く花はとてもきれいですし、咲いた花の色が残りやすいというのも特徴です。
夏を通して株自体は大きくなっていますから、近しい時期である春と比べて大きな花が咲きやすくなっているのも嬉しい点ですね。
ちなみに、アンスリウムは「夏の花」と呼ばれます。
夏以外にも、アンスリウムは四季それぞれに異なった顔を見せるのもアンスリウムの魅力ですね。
アンスリウムは他の季節でも買えますが、秋のアンスリウムは秋にしか手に入らないのです。
秋は夕方~朝方の肌寒さを活用しやすい時期
この時期はアンスリウムにとっては昼間の気温はまだまだ高いのです。
ただ夜間の温度は15~20℃強と、かなり良い温度帯です。
寒い地域を除けば外に出しっぱなしにしていても枯れません。
葉焼けもほとんど起きなくなりお手入れに気を遣わなくて良くなります。
暑さのためにずっとお部屋に置いていたアンスリウムは、この時期はずっと外に置いてあげても問題ありません。
地域によりますが、夕方の西陽だけは注意してあげた方が良いと思います。
「熱い」と感じるレベルの西陽が当たるようなら、場所を変えてあげればOKです。
植え替えは10月いっぱいまで
もし株の植え替えを検討されている方は、10月いっぱいまでにしておきましょう。
それ以降は今以上に気温が下がり、アンスリウムにとっても「寒い」時期に移行します。
この寒い時期、アンスリウムにとっては大敵です。
この時期に植え替えによって株を傷めてしまうと、その後株が枯れてしまうということはとてもよくある話です。
「早く植え替えて上げないと株がかわいそう!」と思う方もおられるかもしれません。
寒い時期はアンスリウムは生長が鈍りますので、その点はあまり心配はしなくてOKです。
なので、この季節にやるより春先まで待ってあげた方が無難です。
具体的には、GW明けくらいに植え替えを実施してあげると良いかと思います。
また、マンション住まいなどで冬も比較的高めの温度が担保できる方は追肥をしておきましょう。
先日追肥オプションについての記事を書きましたが、おそらく一般的な生花店で販売されているアンスリウムは、この時期になると鉢内の肥料が切れることが多くなります。
そのため追肥をしておけば、冬でもきれいな花を咲かせてくれるでしょう。
※肥料は当園でも購入できます
また、秋の花に比べて冬の花はさらに色が濃くなってくれます。
ぜひはっきりした色の花を咲かせて冬のアンスリウムを楽しんでください。
まとめると
この時期になると、どういうわけか植え替えをする方が急増します。
植え替えはこれから暖かくなる春頃にしたほうが良いですね。