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アンスリウムはなぜ枯れるのか?

アンスリウム

アンスリウムを購入した時の喜びもつかの間、いつの間にか葉が黄色くなり、最終的に枯れてしまった経験はありませんか?
せっかく部屋に緑を取り入れたのに、枯らしてしまうとがっかりすると思います。
実はアンスリウムが枯れる原因は幾つかのパターンに分けられます。
なので、適切なケアを知ればすぐに手を打つことができ、復活させることも可能です。

最も多い枯れる原因は「水やり」

多すぎても少なすぎてもアンスリウムにとってはストレスになります。
土の表面が乾いたらたっぷりと与えるのが基本で、特にメリハリをつけた水やりをした方が良いです。
コップなどでちびちびと毎日のように与える人がいますが、これはあまりおすすめしません。
植物の根は乾湿のタイミングが交互に来る方が良いからです。

次に気をつけるのは「光」

アンスリウムは明るすぎる場所は苦手なものの、やはり植物です。
光が足りないと、咲いている花がどんどん落ちています。
新しい花も咲かなくなるので、適度な明るさは重要です。
かといって強い直射日光も葉焼けの原因になるため注意が必要です。
窓際に置く場合はレースカーテン越しの光がちょうど良いでしょう。

意外と見落としがちな「温度管理」

エアコンの風が直接当たる場所や暖房器具の近くは急激な温度変化を起こすため避けるべきです。
アンスリウムは25度程度の温度が理想的です。
特に冬場は窓際の冷気にも注意しましょう。

「肥料不足」も長期的には枯れる原因に

「観葉植物は光合成で栄養分を作るから肥料をあげなくても大丈夫」と思っている方も多いですが、株を大きくし花を咲かせるには栄養分が必要です。
コーティング肥料が土に混ざっていることが多いので、多くの場合すぐの追肥は不要です。
しかし、半年~1年くらいで効果が切れるので、春先に追肥をしてあげると安心です。
また、合わせて月1回程度の液体肥料を与えることで、植物はより健康に育ちます。

適切な植え替えも長持ちさせるコツ

根詰まりを起こした植物は水や栄養の吸収が悪くなります。
一般的に1〜2年に一度、一回り大きな鉢に植え替えることで植物に新たな成長空間を与えることができます。

観葉植物との生活は、小さな緑のいのちとの対話です。
「なぜ枯れるのか」を理解することは、植物とより良い関係を築く第一歩になります。
植物それぞれの性質を知り、適切なケアを心がければ、長く美しい緑を楽しむことができるでしょう。
ちなみに、「過保護」も植物を枯らす要因のひとつです。
この記事も参考にしてください。

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