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水分計と手触り、水やりの時にどちらを参考にするか

アンスリウム

当園では商品と一緒に、水分計を販売しています。
水やりをするタイミングがわからない方に愛用いただいております。
水やりのタイミングは感覚をつかめるようになるまでに多少時間がかかります。
それを視覚的にわかるようにしてくれる水分計は、実に画期的ですね。
海外でも順調に売上を伸ばされているようで、とても良いことだと思います。

さて、今回のテーマは「水分計の色と実際に自分で確認した土の状態、どちらを水やりのタイミングとして参考にすべきか」ということです。
これよく問い合わせがくる話なので、改めてここで考えを述べておこうと思います。
一応過去に近い話をまとめているので、こちらも参考にしてください。

サスティーはじめ水分計の色の変化はあくまで目安
土を触ったり色の変化を目で見た時のご自身の感覚を優先すべき

基本姿勢はこれです。
「水分計の色は水やりのタイミングを知らせてくれているけど、実際に土の乾きを確認したらまだ湿っていた」という場合は、ご自身の確認結果を優先された方が良いです。

植物にはいろいろな種類があり、その種類によって使われる土は異なります。
当然土の乾き方も異なるため、その違いを水分計一本で判別できるとは思わない方が良いです。
水分計はインジケーターの変化によって、遠目でおおよそのタイミングを教えてくれます。
あとはご自身で実際に確かめられた方がよいでしょう。

子育てに例えると、時計は食事の時間を指しているけど、子ども本人が実際にお腹をすかせているかはまた別問題だということと同じですね。
水分計は確かに便利ですが、主導権はあくまでご自身で持たれた方が良いですね。

気持ち「ちょっと早いかな」くらいで水はあげたほうがいい

株の状態にもよりますが、少し早めの水やりを心がけたほうが良いです。
カラカラに乾くと後々株に良くない症状が出てしまうことがあります。
もちろん土がしっかり湿っているのに水を与えるのはNGです。

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