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2月の寒暖差に注意!アンスリウム春の準備

アンスリウム

最近、お昼時にふと外へ出ると「あ、暖かいな」と感じる日が増えてきましたね。
ダウンコートを脱ぎたくなるような柔らかな日差しに、私たち生産者も、そして温室の植物たちも、少しずつ春の気配を感じています。しかし、ここで油断は禁物!
実は2月こそ、1年の中で最もケアに気を使うべき「魔の月」なんです。

1. 「昼の顔」と「夜の顔」のギャップ

2月は、1日の中での寒暖差が最も激しい時期です。
昼間は春のようにポカポカしていても、夜になると一気に氷点下近くまで冷え込む……。
この温度差、人間も体調を崩しやすいですが、熱帯育ちのアンスリウムにとってはかなりのストレスになります。

当園のガラスハウスでも、この時期は空調管理に神経を尖らせています。
そろそろ日差しを調節する「遮光カーテン」を開け始める時期ですが、ご自宅で育てている皆さんも、「直射日光」には十分注意してください。
冬の弱い光に慣れていた葉にとって、2月の急に強くなる日差しは「葉焼け」の原因になります。

2. 「冬のお手入れ」を卒業しましょう

暖かくなってきたら、冬の間のお手入れを「春モード」へ少しずつアップデートする必要があります。

  • 水やりのサイクルを早める 気温が上がると、植物の蒸散(水分を出す力)が活発になり、土の乾きが早まります。冬と同じ感覚でいると、いつの間にか「水切れ」を起こしてしまうことも。土の表面をよく観察して、乾いていたらたっぷりお水をあげてください。
  • 肥料不足は「花のサイズ」に出る この時期、土の中の肥料がちょうど切れやすくなっています。肥料が足りないと、新しい花が咲かなかったり、せっかく咲いても驚くほど小さな花になってしまったり……。春に向けて元気に動こうとしている今、適切な栄養補給が欠かせません。

3. 「土」と「根」のコンディションをチェック

最後に、最も大切なのが「根っこの環境」です。
土は時間とともに劣化し、水はけが悪くなっていきます。
もし数年同じ土で育てているなら、土の入れ替えを検討してみてください。

また、鉢の底から根が見えていたり、水が吸い込みにくくなっていたりしませんか?
もし根がびっしり回っているなら、それは「鉢上げ(植え替え)」のサイン。
窮屈な靴を履いているような状態から、一回り大きな鉢へ解放してあげましょう。

冬越し完了まで、あと一息です。
アンスリウムは、手をかけた分だけ、艶やかな美しい花で応えてくれます。
ぜひ、愛着を持ってこの「季節の変わり目」を一緒に乗り越えてあげてください。

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