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【ひとりごと】子どもと植物は育て方に共通点がある

ひとりごと

私には子どもが2人います。
彼らの育児に関わる中で、植物の育て方と共通点があるなぁと最近思います。
育児について勉強すればするほど、「あー、なんか似ている」と思えるのです。
ちょっと内容にまとまりがないかもしれませんが、興味のある方はお付き合いください。

杓子定規の関わり方ができない(都度接し方が変わる)

まずはどちらも生き物であるので、接し方がその都度変わります。
子どもにせよ植物にせよ、杓子定規な扱いはなかなかできません。
昨日進んでやったこと・食べたものを今日はやりたがらない・欲しがらないということなんてしょっちゅうです。
植物も同じで、機械的な手入れをしても上手くいかないんです。

例えば「水やり」。
当園では2週間に一度という間隔を提案しています。
ただ、季節や株の状態によってタイミングが前後します。
その結果、ちょっとタイミングが早すぎたり、逆に遅かったりということもよく起きます。
当園でスタッフさんに水やりをお願いする時も、なかなかこの機微が伝わりません。
土の乾きやここ数日の天気も影響するので、総合的な判断を下すのが実に難しい。
『あぁ、生き物を扱っている』とその度に感じさせられます。

子どもも植物も、まず「観察」

最近の育児の勉強会でも言われましたが、「まずは観察しなさい」ということです。
子どもが置かれている状況や、子どもが言いたがっていることを想像することがとても大事だと言われます。
これについても、植物と同じだなぁと思いながら話を聞いていました。

まずは観察して、その植物が今どんな状況なのかを想像する場面が多々あります。
ここ数日雨続きだったから、少し水やりのペースを遅らせてあげようーとか、
隣の株よりもこの株の方が大きくなってきたから、ちょっと水を早めに与えようーとか、
この株は鉢底から根が出てきたからそろそろ植え替えかなーとか。
こういうサインを読み取ることが、育児でも植物の手入れでも大事だなと思います。

本やマニュアルなどの情報は目安に過ぎない

育児に関する情報は世の中に大量に出回っています。
同様に、植物の育て方に関する情報もネットに大量に出回っています。
ただ、これらの情報はあくまで模範解答だということを忘れてはいけないなと。
実践前に、目の前の子どもや植物の状況に合わせてカスタマイズする作業が絶対に必要です。

「あの人はこう言っていたけど、なんかうちの子には合わない気がする」
「私にはこのやり方の方が、この子に合っている気がする」

自分以外の人間は所詮他人なので、子どもにせよ植物にせよ、一番の理解者は貴方なはずです。
なので、こういう判断があっても良いと思うのです。
ぜひ目の前の対象にしっかりと向き合っていきたいものですね。

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