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【買い物】年度末にアンスリウムを買う時の注意点

アンスリウム

まもなく3月を迎え、年度末がやってきますね。
アンスリウムは夏の花ですが、だいたい2月の下旬頃から3月頭にかけて店頭に並び始めます。
アンスリウムは花持ちの良い植物なので、華やかさを演出するために店頭に長い期間並べておけるというメリットがあります。
なので、生花店からするとコスパの良い商材として扱われています。

年度末は卒業関係のイベントで重宝される

年度末は卒業関係のイベントが控えています。
学校では先生の離任式や卒業式が、会社では退職や異動が予定されていますね。
花束を贈られる方が集中するので、3月下旬の生花店は結構忙しかったりします。
その中で、華やかさや価格のバランスの点でアンスリウムも意外と重宝されます。
少し寒さは残りますが、その分きれいな花を咲かせてくれるので、渡すと喜ばれますね。
また鉢花はそのまま家に置いて楽しむことができるので、花瓶も必要ありません。
鉢花はそういった手離れの良さも選ぶメリットになると思います。

年度末はアンスリウムにとってはまだ寒い時期

何かとご入用とされるそんなアンスリウムにとって、この時期の温度はまだまだ寒いと言えます。
氷点下になるような日はだいぶ減りましたが、今朝も滋賀では雪がちらついていました。
そのため、年度末にアンスリウムを買う時は注意が必要です。

生花店には他の植物も並んでいるため、店内の温度は割と低めに設定されています。
特に切り花は一桁台の温度で管理した方が長持ちするため、切り花を取り扱っている生花店の店内は割とひんやりしています。
アンスリウムにとってこの温度帯は適温よりかなり低く、低温による生育リスクが懸念されます。
日によっては冷え込む夜もまだあるでしょうから、そういう日を挟むことでアンスリウムはじわじわと弱っていきます。
そういったアンスリウムはその後、「セール」のシールが貼られて売られるわけですね。

生花店も商売をしているので、こういった姿勢に何も文句はありません。
ただ、こういった事情や背景があることを、消費者側は理解しておくべきだと思います。

良いアンスリウムが欲しい場合は事前予約かネットの利用を

上記の理由から、年度末にアンスリウムを買う場合は注意が必要です。
特に贈答用にアンスリウムを購入する場合、ちゃんとした商品を贈っておかないと贈る側のメンツが潰れることになります。
もしこの時期にアンスリウムを生花店で買う場合は、事前に予約注文をして必要なタイミングの直前で仕入れてもらったものを選ぶのが良いと思います。
またはネットで購入されることも良い選択肢です。
最近は産地直送を謳うネットショップも増えてきました。
お金は大事なので、賢く買い物をしていただきたいと思います。
その際は寒さ対策を万全にしてお届けできる当園をぜひご利用ください。

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