今年に入って、土の引き合いを大変多くいただくようになりました。
一般的に、アンスリウムは観葉植物の一種として扱われます。
しかし過去の記事で解説した通り、土に関しては観葉植物用の商品と相性が悪いです。
具体的な商品名は伏せますが、その相性が悪い土のパッケージにアンスリウムの写真が載っているものも売られていて、実にタチが悪い話です。
「観葉植物用」と書かれた土は基本的にアンスリウムには合わないと思ってください。
アンスリウムにはピートモスを主としたものが合います。
これに他の補助資材を混ぜて保肥性・保水性を高めたものを当園では使用しています。
この土は当園のオンラインサイトで販売しておりますが、それらの土系商品について一部内容をアップデートしました。
① 土のみ3袋以上でディスカウント(5%～)
一度に3袋以上お求めいただくお客様が今年になって増えてきたように思います。
当方としてもまとめてお求めいただいた方が発送のコストを抑えることができます。
抑えられたコストの一部をお客様還元することにしました。
3袋より4袋の方が値引き率は上がりますが、4袋以上お求めの方は下の②もぜひご検討ください。
② 4袋以上お求めの方向けの土・ワックスセット
植え替えを検討するくらい株が育っていると、葉も汚れているはずです。
そんな葉をきれいにするワックス原液を、4袋以上お求めの方向けにセットにしたものです。
ワックスを別で注文いただくよりかなりお買い得です。
ワックスもセットで欲しい方は②を、土だけで良い方は①を選ばれると良いでしょう。
③ 土・鉢セットに11号深鉢を追加
「土だけじゃなく鉢もセットで欲しい！」という方向けに、土・鉢・受け皿・鉢底に敷く排水材をセットにしたものも提供しています。
これまでは選べる鉢が最大で10号鉢までだったのですが、11号鉢も選べるようになりました。
10号鉢までと少し見た目が異なり、縁が外に広がったデザインを採用しています。
指が引っかかりやすくなり持ちやすくなっています。
「ただ植え替えをすれば良くなる」わけではない
こう書くと「植え替えをすれば必ず良くなる！」と思われる方がいます。
でも、ちょっと待ってください。
植え替えは株が勢い良く生長しており、鉢の大きさが生育を妨げている時に行うものです。
言い換えれば、株の生長がイマイチだったり、根腐れが起きていたり、枯死寸前だったりする株を植え替えるのはマズイということです。
植物は生き物ですから、株の状態をよく観察することが必要です。
植え替えは適切なタイミングでしていただきたく思います。
