
先日バレンタインデーでしたね。
世間のメンズ達はチョコレートをたくさんもらえたでしょうか。
ちなみに私は週末にかけて経営者の研修に出ておりました。
甘い思いをする機会すら与えてもらえませんでした(苦笑
女性っ気がほとんどない会議室で自身の商売について劇詰めされておりました。
この日食べたチョコレートといえば、研修中に甘いものが欲しくなると思って持参したポッキーくらいでしたね。
研修終わったらチョコレート食おう。
バレンタインデーに花を贈る「フラワーバレンタイン」
先日知人から面白い記事をシェアしてもらいました。
花業界では「フラワーバレンタイン」なるムーブメントを15年前くらいから仕掛けています。
「バレンタインデーに花を贈ろう」というやつです。
一般的にバレンタインデーは女性から男性に贈り物をするというイベントです。
そういえばたまたまテレビを観ていたら、バレンタインデーに消費されるチョコレートの購入目的が変わっているという話題になりましたね。
用途は主に4種類あるそうで、その内訳が変わってきたという話です。
まず「義理チョコ」の予算が大きく減りました。
そして、友人に贈る「友チョコ」、意中の相手に贈る「本命チョコ」が増えました。
さらに自分へのご褒美として買う「ご褒美チョコ」の比率が上がったそうです。
その中でも、自分への「ご褒美チョコ」にかける予算の平均が他の2倍以上だったというのは驚きですね。
自分への労いを称賛できる一方、贈り物を贈り合う習慣が薄れていくの動きに寂しさを感じたりします。
バレンタインデーでは若者を中心に男性が女性に贈る動き
先述の記事で気になったことは2つ。
「これまで購入者の中心は50代女性だったが、20代が増えた」こと。
そして「花を贈っているのが女性ではなく男性側である」こと、です。
正直なところ、不景気が続き消費者のお財布事情が厳しいはずです。
そのため花という「嗜好品」は消費されにくくなっていることに憂いを感じておりました。
そんな中、このような前向きな話題が出てきたことは花の生産者としてはとても嬉しく思います。
また、世の中の潮流・ブームというのは数十年スパンで戻ってくるんだなということを実感させてくれる記事でもありました。
その一方で「贈る側が逆転する」というこれまでと少し違った流れであるという点も面白い点ですね。
世の中の動きは振り子状ではなく螺旋状
そういえば「世の中の動きは、振り子状ではなく螺旋状だよ」という言葉を思い出しました。
世の中の動きはよく「振り子」で例えられます。
ある方向に動けばそれを正そうという動きが働きます。
振り子の動きを真上から見ると、2方向を行ったり来たりしていますね。
でも世の中の動きの実際は、「2方向を行き来しながら3つめの方向(上)に向かう螺旋状をしている」というお話ですね。
バレンタインデーは昔からあるイベントです。
でも、「誰かではなく自分へ贈るようになった」「女性ではなく男性が贈るようになった」という、昔とは明らかに異なった流れになっています。
その点で、この記事はとても興味深く読ませてもらいました。
誰かにものを贈るって気持ちいい
バレンタインデーにかかわらず、誰かにものを贈るってとても気持ちの良いことだと思います。
「何を贈ったらいいかな」とか「これ贈ったら喜んでくれるだろうか」とか、
相手のことを想像して何を贈るか決める過程が楽しいですね。
最近はインターネットで調べるとすぐに候補となる商品が出てきます。
でも、その情報源だけで決めるのはなんともつまらないと感じます。
当園はギフト商品を扱っているのでわかるのですが、
贈り物の価値は「何を贈ったか」よりも「その何かしらに決めるまでにどれだけ時間を使ったか」で決まると考えています。
それが贈る商品自体の値段以上に価値を高めてくれると思います。
そういうことを考えながら、今後も人に贈り物をしていきたいものです。
お金の使い方的にも、自分に使うより人に使う方が満足度・幸福度が高くなると言いますしね。
まとめると
アンスリウムはハート形をしていてバレンタインデー向きなはずです。
なのに寒さに弱いとか何やねん。