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【ひとりごと】伝えることでモノに価値が宿る

ひとりごと

今日は「伝える」ことの大事さについて書き留めました。
お客様から、無事冬越しをできたというメッセージをいただきました。
「アンスリウムをどう手入れしたらいいですか?」という問い合わせが多い中、
近況報告としてこのようなメッセージをいただけるのは発信者としてとても嬉しいことです。
日頃から伝え続けていて良かった~ってなります。
満足いただけるアンスリウムをお届けできたことはもちろんですが、それを上手く活用なさっている(枯れずに育て続けている)という点に、お客様のお役に立てているなぁと感じます。

(宣伝)母の日ギフトの予約を始めました

本題に入る前に宣伝です。
母の日向けのギフトの予約を始めました。
母の日にアンスリウムを贈る風習が少しずつ定着してきたように思います。
早割も実施していますので、ぜひオンラインショップまでお越しください。
最近のオーダーの傾向についてはこちらにまとめています。

アンスリウムを作るだけでは足りないと思った

ただモノを作って買ってもらえば良いという考えが今の時代に合っていないと言われて久しいですね。
ただ、この価値観は親世代の人間とはまったく合いません。

「なんでそんなことするんだ」
「そんなことよりも農作業の方が偉い」

最近では落ち着きましたが、私が戻って数年は陰でいろいろと嫌味を言われてきました。
他の農家さんも同じ反応なので、「良いモノさえ作れば良い」という価値観はなかなかに強固です。
もちろん農作業の価値については理解しているつもりです。
良いモノありきのお話なので。

ただ、自身の作った「アンスリウム」という商品の値打ちをどう伝えていくかも大事な仕事です。
だから、冒頭に書いたようなメッセージをいただけたことに嬉しいと感じているのでしょう。
「良いアンスリウムが届いた!」「アウトレットが予想以上の品質だった!」も嬉しいんですけどね。

こちらが思っているほど、お客様には伝わっていないなと感じる

これは決してお客様をdisっているわけでは決してないですよ。
こちら側がお客様のことを都合良く解釈し過ぎているということです。

例えば、
「アンスリウムの育て方はお客様は自分で調べるだろう」とか、
「普通に考えたら箱の中からこう出してくれるだろう」とか、そういうやつですね。

なので、伝える努力が必要だと思います。
正直な話、生産者間におけるアンスリウムの品質の差は昔に比べてとても縮まりました。
インターネットによって、調べればある程度の答えは見つけることができるようになったからですね。
一方、「知ったつもりになっている」というケースも出てくるようになりました。

YouTubeをするようになって尚更、伝え方について悩むことが増えました。
世の中のYouTuberの皆さんは日々苦労なさっているんだなぁ、としみじみ思います。

今後もしっかりと伝えていく

今後もアンスリウムの生産と並行して、商品そのものに加えて「情報」もしっかり伝えていきます。
お客様に置かれては、大層な宣伝文句に踊らされず、正しく評価する目を持っていただきたいと願うばかりです。

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