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秋は夏に受けた疲れから回復させる良い時期

アンスリウム

9月に入って、昼間はまだ暑いけど朝晩はちょっと涼しくなってきましたね。
実は人間と同じで、アンスリウムも夏に疲れて「夏バテ」していることが多いんです。
※アンスリウムの夏バテについてはこちらを参照ください
元気そうに見えても、よーく見ると葉っぱや根っこにダメージを受けていたりします。
そこで今日は「夏バテしたアンスリウムを秋にどう元気にしてあげるか」を説明します。
これをやっておくと、冬越しも楽になるし、春に花を咲かせやすくなるんですよ。

夏バテしたアンスリウムのサイン

アンスリウムが疲れてると、こんなサインが出ます。

①葉っぱの先が茶色くなってる
②黄色い葉っぱが混ざってる
③花が小さくなったり色が薄い
④新しい葉っぱが出なくなった

これは「夏の暑さや水やりのしすぎで、根っこや葉っぱが疲れちゃった」という合図。
秋はその疲れを取るチャンスなんです。

地上部を整えてあげる・根の状態をチェックする

秋にやるべき一番カンタンなことは、いらない葉っぱや花を切ることです。

  • 黄色くなった葉っぱ → 根元から切る
  • 茶色いシミのある葉っぱ → 栄養を取られるので切る
  • 咲き終わった花 → 株が休めるように取る

これだけで見た目もきれいになるし、病気の予防にもなります。
清潔なハサミでスパッと切るのがコツです。
また植え替えをする上で秋はちょうどいい時期です。
少し鉢から出して根を見てみましょう。

  • 白くてぷりぷり → 元気!
  • 黒くてぐにゃっとしてる → 腐ってるのでカット

ちなみに、「ちょっと様子を見る」くらいでOKです。
春ほど本格的にやらなくても、軽くチェックするだけで安心です。

栄養の補給

夏の間は水やりが多くて、肥料も流れやすいんです。
そのせいで土には肥料の成分がなくなっているかもしれません。
秋は肥料をあげるのにぴったりな季節なのです。

  • 花や根に効く「リン」
  • 株を強くする「カリ」

この2つが多めの肥料がおすすめです。
逆に「チッ素」が多すぎると葉っぱばかり伸びちゃうので注意。
液体を月に1回くらい、通常の水やりに混ぜてあげると十分尚良しです。

光の当て方を変えてみる

夏は強い日差しを避けなきゃいけませんでしたが、秋は少し優しくなります。
そのため、窓際に置いても大丈夫になってきます。
ただし、西日はまだ強いので、午後はカーテン越しに光を入れてあげましょう。
朝の光をたっぷり浴びせると、株が元気を取り戻します。

まとめ

夏を頑張って生き抜いたアンスリウムは、実はけっこう疲れています。
秋にしてあげたいことは…

  • いらない葉や花を切る
  • 根を軽くチェック
  • 栄養(肥料)を補給
  • 光を調整

これさえ押さえれば、冬も安心して乗り切れるし、春にまたきれいな花を咲かせてくれます。
ぜひこの秋、アンスリウムをリフレッシュさせてあげると良いと思います。

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