Re:Anth

情報の選び方 by アンスリウム先生 Vol.50

アンスリウム

YouTube投稿をしていて、こんな問い合わせをいただきました。

「アンスリウムが好きで、いろいろな方が投稿されている動画を観ています。
 観ていて、同じテーマでも人によって言っていることが違うなーと思うことがあります。
 どのように情報を取捨選択すれば良いかを教えてもらえませんか?」

というものです。
情報社会と言われて久しい昨今ですが、それくらい今って情報が巷に溢れていますね。
TwitterなどのSNSを見ると、いろいろな方が好き勝手つぶやいています。
私自身SNSはまめにチェックしますが、情報に振り回れされているなーと思うことも多いです。
そんなわけで、今回は私が思う失敗しない情報収集のコツについてまとめました。

①一次情報を得る

世の中に出回っている情報には、発信者自身が大元になっているものと、他の方の情報が元になっているものがあります。
前者を一次情報、後者を二次情報または三次情報と言います。
噂やゴシップなどは後者ですね。
一次情報は比較的正確な情報であることが多い一方で、二次情報や三次情報は他者の意図や思い込みが加えられる可能性があり、一次情報発信者と異なった解釈で伝えられることが多いです。
話に「尾ヒレ背ヒレ」「あることないこと」がつくのはこのためです。
正しい情報を得るためには、いかにこの一次情報を得るかが重要です。
発信者の立場や経験、背景などを押さえることで、その如何を確認することができます。

②その情報には理由が添えられているかを確認する

誰かがある情報を発信する時に、その背景や理由についても説明されていますか?
これは一次情報かどうかを確かめる上で結構良い判断基準になります。
背景や理由が説明されていない情報は二次情報や三次情報であることが多いです。
情報を得るには、その背景や伝える理由について一緒に確認するようにすると良いです。

「そういえば、あのニュースって○○らしいよ。知らんけど。」
みたいな言葉なんてまさに三次情報ですね。
ちなみに、一次~三次情報の分類は以下のようになっているそうです。

一次情報:その人自身が発信源になっている情報
二次情報:一次情報発信者から直接得た情報
三次情報:一次情報を噂や評判などで間接的に得た情報

③同じテーマについて複数の情報源から収集・比較する

情報を得る時は、同じテーマでも複数の情報源から得ましょう。
単一の情報だけだと、もしその発信源が間違っていた時に振り回されます。
なので、面倒でも複眼的に情報を得て比較するのが良いです。

ちなみに、何かの分野を勉強する時には関連する書籍を3冊チェックするようにすると
さわり部分が理解できると言われます。
重要な箇所はどの本でも触れるでしょうし、解釈の分かれるところは三者三様の意見が述べられていま

④得た情報を批判的な目線でチェックする

最後に、得られた情報を批判的な目でチェックしましょう。
「この人こう言ってるけどホントか?」という疑いの目線を持っておくのは非常に大切です。
そうすることで、情報を鵜呑みにする可能性を減らすことができます。

おわりに

発信された情報を元に私達は何らかのリアクションをするわけですが、
基本的になにか問題が置きても誰も保障してくれませんよね?
なので、自身で情報を取捨選択して、自分にとってどの情報が必要なのかを判断できれば良いですよね。

ではまた。

SHARE

  • twitter
  • facebook
  • LINE

Re:Anth

一覧にもどる