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1月に気をつけること by アンスリウム先生 Vol.56

アンスリウム

12月に入り、今年もわずかになりました。
動画を上げ始めて1年強、なんとかここまでやってこれました。
いつもご視聴いただいている方、いつもありがとうございます。
さて、今回は1月に気をつけることについて解説します。
アンスリウムを冬越しさせる上で、1月と2月は最も注意すべき月です。
冬越しを成功させたい方もご覧いただくと良いと思います。

①12月よりさらに寒くなるので温度変化に注意

1月は12月よりも寒くなります。
雪が降り出して寒さが更に強まる時期ですね。
去年はかなり寒かったのですが、例年は年末くらいから雪がちらほら降り出す感じかと思います。
外気温は0℃近くまで下がりますので、アンスリウムを外に置いていると基本的に枯れてしまいます。
この時期でもアンスリウムのご注文がありますが、発送にはかなり気をつけています。
梱包する箱をプチプチで巻いて断熱し、さらに箱の中にはカイロを入れています。
割りと時間をかけて防寒対応をしているわけですが、これでも持つのは1日少しが限界ですね。
荷物が滞って1日到着が遅れるともう危険信号です…ってくらいリスキーな時期なんですね。

そんな1月は光を当てるために窓際に置くのは控えた方が良いかもしれません。
窓際は昼間は日が当たりますが、夕方になると日が暮れる前から一気に冷え出します。
その後寒くなったのに置きっぱなしにしていたりするともうアウトです。
そうならないためにも、この時期は無難に部屋の内側に置いておいた方が良いですね。

②夜間の低温対策を

冬に限らず、基本的に1日の中で3~4時くらいが最も冷え込みます。
この時間は皆さんも寝静まっているでしょうから、暖房が切れて部屋が寒くなります。
この時に低温障害や凍傷が発生しやすいのです。
マンションにお住まいなら、この時期でも室温が20℃を維持できているということもあるでしょう。
ですが、一軒家にお住まいの方はなかなか厳しいので、この時間帯をどう乗り切るかについて工夫する必要がありますね。

以前、冬越しのためのおすすめアイテムを紹介しました
ここで案内したのですが、
個人的には「ペット用ホットカーペット」×「24時間タイマー」×「ダンボールで囲う」が一番コスパが良いと考えています。
4-5000円くらいの予算で揃えることができ、自身の生活にも使えます。
エアコンを一晩中かけるという方もいますけど、そもそもエコじゃないし、この電気代が上がっている昨今はなかなか取りづらい選択肢のように思えますね。
ホットカーペットは暖房器具の中でもあまり電気代がかからないことで有名です。
これをタイマーでON/OFFをすることで手放しで鉢を加温できるわけですね。

「そもそも植物ごときにこんなお金かけるなんて!」という方もおられるでしょうから、そういう方は他の手段を模索されると良いと思います。
ひとつの案として参考にしていただくと良いかなと思います。

③長期不在する場合は枯れる覚悟を

1月は年末年始の帰省や、海外旅行に行かれる方も多いと思います。
ここでも長期不在中どのように温度管理をされるかが大切になってきます。
②で紹介したやり方なら、不在にしていても自動でアンスリウムを加温してくれます。
火を使うわけではないですから火事の心配も少ないですね。
「ダンボールが温まって火がついたらどうするんだ!」という方もおられるかもしれませんが、そのために24時間タイマーをセットしているわけですね。
適度なタイミングでON/OFFを切り替えれば、そういうリスクを下げることができます。

自身で環境の整備が難しいという方は、お隣さんに預けるという手もありますね。
相手も素人さんだと不安が残るかもしれませんが、何もしないよりは安心できるはずです。
これも嫌だ!という方は、いっその事「アンスリウムは冬に枯れるもの」と割り切るのも手ですね。
こればかりはどうしようもない部分ですので。

おわりに

1月-2月は、冬越しするために最も注意が必要な時期です。
仕事納めをして、家で過ごされる方もおられるでしょう。
ぜひご自宅でゆっくりするための参考にしていただけると嬉しく思います。
本編はこちらから飛べます。

ではまた。

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