あまりテレビを観ない私ですが、珍しくドラマを観ています。
「西園寺さんは家事をしない」という火曜日の夜にオンエアされているドラマです。
これがなかなか考えさせられる良くできた内容なのです。
やりたいことをやる・やりたくないことはやらないという姿勢
主人公(松本若菜)は仕事大好き人間である一方、家事にはまったく興味がないという人です。
仕事にトコトコ打ち込むため、家事は機械や外部サービスを利用します。
やりたくないことをトコトン身の回りから遠ざけるというライフスタイルなんですね。
このドラマがよくできているなと思うのは、「誰も傷つけない」という点です。
シングルファーザーでは子育ては無理とか、家事をしない女はダメとか、そういう考えが一部の人にはあると思うのですが、多様性が重宝されるようになった今の時代を映し出す内容になっています。
とにかくキャストの皆さんが笑顔のシーンが多い。観ていて気持ちが良いです。とにかく西園寺さんのキャラが素敵すぎる。近くにいたら惚れる。好き。松本若菜かわいい。こういうアラフォーを妻にも目指してもらおう。
やりたくないけどしなければいけないことから離れる努力
昨今は大変便利な時代になりました。
その結果、苦手なこと・やりたくないことをアウトソースする手段が豊富になったと感じます。
そんな時代ですから、自分が何が好きで、やりたいと感じることは何なのかに向き合う機会が増えたようにも思いますね。
人間自分がやりたいことをしている時が一番イキイキするものです。
その方がストレスも溜まりにくくなりますし、老化防止にも役立ちます。
それが仕事なら、やりたくない仕事を嫌々しているよりも成果が出るでしょう。
私の両親は、「しょうがない」「嫌だけど仕方なくやっている」といった類の言葉をよく口にします。
一昔ではそういうことも多かったかもしれませんが、今はそれをやっているといろいろな意味で生き残れないような気がします。
やりたくないことからは、何らかの手段を以てできるだけ離れる。
自分の好きなこと・興味のあることに時間を投下するという考え方を今後もっと大事にしないといけないなと、このドラマを観て思うのです。
自分の気持ちに正直になる
やりたいこと・やりたくないことへ向き合うのは、私にとってかなり勇気のいることです。
そして、この2軸で物事を決めるのもまだまだ慣れません。
損得勘定や世間体もある程度気になりますし、べき論をつい優先してしまいます。
何かを決める時に妻に壁打ちを頼むのですが、それがまた良い頭の体操になっています。
ちなみに私の場合、判断基準のひとつに以下があることがわかりました。
やりたいこと →相談無しで即決、予定を押さえにかかる
やりたくないこと →損得勘定で考えてしまってうじうじと妻に相談する
損得勘定はなくやりたいかで決めると、結果的に得になった経験が多いです。
素直な気持ちで日々を過ごしていくのは大事だなーと、改めて気付かされます。
まぁ、やりたいことでないと何事も続きませんしね。
その点でこのブログも良く続いているもんだ。
まとめると
ホリエモンも言っていることですが、「人生は壮大な暇つぶしで、思っているより短い」です。
他人ではなく、自分のために自分の人生の時間を使わないといけないですね。