以前の記事にて相談を有料化したという話をしました。
あれから丸投げな質問はだいぶ減ったので、それはそれで良かったかなと。
「知識を正しく身に着けて、自身でやりくりする力を備えてもらう」のが私の目指す世界観です。
そうすればもっとコスパよく植物を飾ってもらえると思います。
この世界観が定着していけば私が不要になってくるでしょうが、それはそれでOKな話ですね。
質問があればみんなの趣味の園芸へ
最近「みんなの趣味の園芸」という知恵袋的なサイトでの質問対応を始めました。
こういう場所に回答を載せておけば、誰かが見てくれて、上手く伝播してくれるかな?というのが狙いだったりします。
アンスリウムの個別相談については今後も対応してきますが、お金を払うのはちょっと…という方はこちらに投稿されると良いと思います。
定期的に質問投稿をチェックしているので、間が合えば回答するようにします。
それにしても、質問への回答募集から締め切りへの期限が短いのが悩ましいですね。
それくらい普段から質問回答に精を出されている親切な方が世の中にはいるということでしょう。
助け合いの精神は大切ですね。
回答内容を鵜呑みにすると株をダメにする
このサイトには様々な回答が並んでいます。
ただ、その回答内容の正しさに疑問を持たざるを得ないものも多く存在します。
私は基本的にアンスリウムに関する質問に回答するようにしていますが、スレッドの中には、「これはやったらアウトやろ」とか、「この回答者は絶対素人やろ」と思ってしまう内容が結構あるのです。
もちろん回答する側は善意でされているわけですし、その姿勢には最大限の誠意を示すべきでしょう。
だから、その得られた回答の正否を確認することが、サイトを見る側に求められます。
つまり、知恵袋的なQ&Aサイトを上手く扱うには情報リテラシーが求められるということです。
目の前の情報群から、どの情報を採用するか取捨選択をしないといけないわけです。
鵜呑みにして正しくない情報を採用したら、大事な植物が駄目になる可能性も大いにありますね。
誰に質問するか、誰から話を聞くかはとても大事
私も日頃気を付けていることですが、誰に話を聞くかをすごく大事にしています。
世の中には善意でお節介を焼いてくる方が一定数います。
もちろんその道のプロの方で、確かな知識と経験に基づいた的確な回答をくれる方もいるでしょう。
その一方で、「良かれと思って」と差し出がましいアドバイスをかましてくる素人の方も結構います。
ネット社会になってSNSが当たり前の世の中になった今、承認欲求を求める方が以前より増えました。
誰だって頼りにされたいし感謝されたいので、つい出しゃばる真似をしてしまいます。
「地獄への道は善意で舗装されている」とはよく言ったものです。
ここでも質問をする側に情報リテラシーが求められるわけですね。
普段料理をしない人に、調味料の質問をしても碌な答えはもらえませんよね?
服装がダサい人にファッションの質問をする人はいませんよね?
でも、このみんなの趣味の園芸は、同様のことをしてしまう人が多くいる不思議なサイトなのです。
ちなみに私が見たところでは、参考にすべき回答は10個中1~2個くらいでした。
大事なので何度も言いますが、私はこういった回答者を非難しているわけではないです。
彼らは自身の経験に基づいたアドバイスや回答を善意でしてくれています。
質問をする側がそれらの回答を上手く扱わないといけないのです。
素性のよくわからない人のアドバイスを参考にできますか?
別に私に質問してねとか、私なら信頼できるよとドヤりたいわけではないです。
それは質問する側の方が勝手に判断すれば良い話です。
お金をもらっているわけではないし、そこまで面倒は見きれません。
ただ素性の分からない方のアドバイスを真に受けて、大事な植物を枯らしてしまうのって結構精神的にキツイですよ。
誰も責任を取ってくれませんし、その人のアドバイスを聞いた方が悪いのです。
インターネットの情報ってそれくらい出どころが怪しいんです。
だから、「誰が発信しているの?」ということは入念に確認したいものですね。
まとめると
そういえば昔、テレビでアンスリウムの植え替えをする番組を観た方が、「手元のアンスリウムを同じように植え替えしたら枯れた」と、クレームが来たことがあります。
お年を召しておられる方を中心に、日本人の情報リテラシーはそれくらい低いのです。