私は生産者として仕事をする傍ら、FPとしてお金に関する仕事もしています。
知人に植物好きの人がおりまして、「観葉植物とお金がつながっているよね」という話を伺いました。
興味深かったので、ひとつの例として、視聴者さんに参考にしてもらえたらいいかなと思います。
きっかけは「ただ部屋に緑があるといいな」と思ったから
観葉植物を育て始めたのは、ただ部屋に緑があるといいなと思ったからでした。
最初はアイビー一つから始まり、今では小さなジャングルと化した我が家。
植物たちと過ごす日々で、実は「お金」や「豊かさ」について多くのことを学んでいます。
例えばモンステラ。
切れ込みの入った特徴的な葉が美しいこの植物、実は成長するにつれて葉の模様が変化していきます。
最初は小さな葉でシンプルだけど、成長するにつれて葉に「穴」が開き始めます。
まるでお金の基本と同じ。コツコツと積み重ねることで、後々大きな「余白」が生まれる感じです。
また、サボテンやアロエなどの多肉植物には節水能力があります。
水がない環境でも生き抜くため、葉や茎に水を蓄える。
まさに「貯金」の精神そのもの。
使わない時期のために蓄えておく知恵。
これって賢い資産管理の基本じゃないかと。
驚いたのはパキラの生命力です。
一度は枯れかけたパキラを諦めずに世話し続けたら、ある日突然新芽が出てきた時は本当に嬉しかったです。
投資も同じで、一時的な下落に動じず長期的な視点を持つことの大切さを教えてくれました。
「植え替え」って重要なんだと学んだ
鉢が小さいと根詰まりを起こし、植物は成長が止まってしまいます。
時には自分の居場所を広げることが必要です。
仕事や投資も同じで、時には環境を変えたり、新しい挑戦をしたりすることで成長できる。
葉っぱが黄色くなれば水やりの調整、虫がついたら早めの対処が必要です。
日々の観察と小さな変化への対応が植物を健康に保つ秘訣。
資産管理も同様に、経済ニュースをチェックしたり、投資先の状況を見直したりする「日常の管理」が実は一番重要だったりします。
ANTHICALさんはよく植え替えの重要性を説かれていますが、まさにその通りだと思います。
部屋に赤色のアンスリウムがありますが、これまで専用の土を使って2回ほど植え替えました。
適切な土壌づくりは、植物を育てる上でもお金を殖やす上でも大事ですね。
富も植物も日々の小さなケアの積み重ねが大事
今日も窓辺でうっとりと日光浴をしているモンステラを見ながら思います。
お金も植物も、急に増えたり大きくなるものではありません。
日々の小さなケアの積み重ねが、やがて豊かな実りにつながるんだなと感じます。