
当園のホームページに、お手持ちのアンスリウムなどについて問い合わせをできるフォームを作っていて、誰でもコンタクトを取れるようにしています。
そのため、営業の連絡、来園の予約、お手持ちのアンスリウムについての相談など、
割といろいろな問い合わせが来ます。
その中で、たまにぶん投げレベルの問い合わせが来ます。
そんな問い合わせにどこまで対応するかに毎回悩んでいます。
「家のアンスリウムが元気がなさそうに見える。どうしたらいい?」
だいたいこれくらいの情報量の問い合わせをぶっこんでくる人がいます。
それ以外に情報がないので症状の診断がしようがなく、素直にその旨を回答することになります。
経験上、この手の質問をしてくる方はだいたい当園でアンスリウムをお求めいただいていません。
どこか別のところで購入したか贈り物としてもらったか、そんなところでしょう。
なのでどこまで突っ込んで質問を返すか、はたまたやんわり断りを入れるかで悩むことになります。
ありがたいことに、当園で購入いただいたお客様はそのあたりを弁えて問い合わせいただくので、こちらも適格な回答を気持ちよく返すことができています。
良いお客様に恵まれて嬉しい限りですね。
素直に断ればいいことだが、やっぱり風評被害が怖い
その時点では当園のお客様ではないことですし(見込み客とは言えそうですが)、素直にお断りを入れれば済む話ですね。
でも、その返し方に非常に気を遣います。
そして、私は気を遣った返し方が大の苦手なのです(苦笑
特段こちらが何か悪いことをしたわけでもないのに、「あそこは対応が悪かった」とSNSに書かれでもしたら、余計な波風が立つことになります。
しかもデジタルタトゥーとして残り、後々掘り返される可能性もあります。
これが非常に怖く、そして面倒なところですね。
かといって親身になって対応しすぎると、ただの便利屋という目で見られてしまいます。
かといって問い合わせ対応をやめてしまうのはなんか寂しい
「だったらやめれば?」というコメントが来そうですが、それはそれで寂しい話な気がします。
問い合わせいただく方の中には、純粋に悩みや相談したいことがあって、連絡をくれる方がいます。
そんな悩みに応えてあげられるくらいの余裕や器は持っていたいなと思う反面、そこを利用してくる方がいるのも事実。
やっぱり無料社会って感覚がマヒしてきますね。
地雷な人に出会ったら、悩まず賢く断れるスキルをもう少し磨いて行こうと思います。