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アンスリウムだって夏バテする

よくある困りごと

今日は、アンスリウムの“夏バテ問題”について語ろうと思います。
人間も夏はしんどいですよね?
暑さで食欲落ちたり、冷房で体調崩したり。
実は「夏の花」と呼ばれるアンスリウムも同じで、夏はトラブルが起きやすいんです。

夏場にアンスリウムが弱るのはなぜ?

アンスリウムは中南米の熱帯原産です。
だから暑さには強そうに思いますが、日本の夏はちょっと違います。

①高温:35℃近い猛暑はさすがにきつい。葉っぱが“ぐったり”します。
②湿度:ジメジメしすぎると、蒸れて根腐れやカビの原因になります。
③直射日光:夏の強光線はまるでレーザー。葉焼け必至。

つまり「蒸し風呂+スポットライト」という拷問を受けてるわけです。
これではアンスリウムも夏バテしてしまいますね。

葉っぱに起きる”夏バテ”トラブル

夏に多いのはやっぱり葉っぱの異常です。
よくあるのはこの3つです。

●葉焼け:窓際で直射を浴びて、葉っぱの一部が茶色くカリカリに。
●黄ばみ:根が弱って吸水できてないサイン。水のやりすぎや通気不足も原因。
●黒ずみ:湿気と高温のダブルパンチで、葉の一部が黒っぽく変色。

対処法

◎葉焼け: 思い切ってカット。新しい葉にエネルギーを回す。
◎黄ばみ:根の状態をチェック。鉢底がびしょびしょなら乾かす時間を増やす。
◎黒ずみ:風通しを確保。扇風機の弱風を当てるのもアリ。

根に起きる”夏バテ”トラブル

夏は根トラブルが一番怖いです。

●根腐れ:水のやりすぎ、蒸れ、受け皿の水放置がトリプルで悪さをする。
●酸欠状態:土が詰まりすぎて空気が入らず、根が呼吸できない。

対処法

◎根腐れ:鉢から抜いて根を確認。黒くドロッとしてる部分はハサミでカット!
◎酸欠:土を少し崩して通気性を改善。
※植え替えがベストですが、真夏の植え替えは負担が大きいので応急処置で。

花に起きる“夏バテ”トラブル

●「花が小さくなった」「色が薄くなった」

これも夏あるあるです。
実は、暑さで株が体力をセーブしてるだけです。
無理に咲かせようとせず、秋に向けて休ませるつもりでOKです。

対処法

◎咲き終わった花は早めにカットして株を休ませる。
◎液体肥料は少し控えめに。根が弱ってる時に追い肥すると逆効果になることも。

まとめ

アンスリウムの夏トラブルは、実は“人間の夏バテ”とそっくりです。。
暑さ、湿気、乾燥、全部に振り回されるんですよね。
でも、ちょっとした工夫でグンと元気に過ごせます。
秋になればまたモリモリ新しい葉っぱや花を見せてくれるので、夏は無理させず「省エネモード」で育てましょう。

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