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【買い物】冬期発送時の当園の防寒対策

アンスリウム

ありがたいことに当園では、アンスリウムにとって寒さが厳しい冬でもご注文をいただきます。
春や夏と同じように発送をすると、商品は輸送中に寒さでダメになります。
そのため、当園では防寒対策をして荷物を発送しています。
今回はいただいたご注文を冬期に発送する時に気をつけていることについて書き留めました。

冬のアンスリウムの魅力

アンスリウムは「夏の花」と言われるように、真夏に流通量がピークを迎えます。
生花店に最もたくさん並ぶのが夏ですが、一番花が綺麗に咲くのは冬だったりします。
そのため、夏に比べ冬のアンスリウムは素晴らしく鮮やかな花を咲かせます。
育てる環境さえ許されるなら、アンスリウムは冬にぜひ購入していただきたい花なのです。
※春夏秋冬で花の色が変わるというお話をこちらの動画でしています。

冬の生花店にアンスリウムが並ぶことはありません。
あったとしたら、それは売れ残りの株です。
そのため、冬に欲しい場合はインターネットショッピングで購入できます。

「え?アンスリウムって冬でも買えるの?」と思われる方がいるかもしれません。
アンスリウムは売り物になるサイズまで育てるのに1年以上かかるので、農園には年中アンスリウムがあるんですね。

冬期は防寒梱包をして発送する

そんなわけで当園は冬でも注文を受け付けています。
ただ輸送中はかなり寒くなるため、防寒梱包を施して発送します。
当園では以下の2つを防寒梱包と定義しています。
 ①プチプチを商品の箱の外側に巻く
 ②箱の中に24時間持続するカイロを入れる

これらをしておくことで、極端に寒くなければ株が傷むことなくお届けすることができます。
カイロを入れる業者はあまりいないようですね。
荷物受け取り時、「中にカイロが入っていた!」と喜んでいただける方もちらほらおられます。
これらの作業を梱包時にすることは正直面倒な作業です。
アンスリウムの認知度を上げたいという想いから、今も続けています。

極寒の日はさすがに耐えられない

防寒梱包は万能ではありません。
気温が氷点下になる寒い日や、北海道などの極寒地域では防寒梱包をしても商品はダメになります。
発送可否を決めるひとつの基準が「到着日の最低気温が0℃以上で、発送翌日に到着できること」です。
この条件に当てはまるように、ご注文によっては発送のタイミングをずらすことを提案したり、場合によっては注文をお受けしないこともします。
「注文したけどなかなか発送されないなー」といった場合は、こういった事情があることをご了承いただきたく思います。

すべてはアンスリウムをより良い状態でお届けするために。

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