最近ホワイトクリスマスを迎える年が減った気がします。
北海道や東北地方だと雪は当たり前でしょう。
滋賀県だと年内の積雪はほとんど見られません。
暖冬感が増す昨今ですね。
そんな冬でも例年1月と2月は、夜間にグッと冷え込むような日が出てきます。
特に戸建てのお家では、朝起きると肌寒さを感じることも増えてきます。
花を咲かせたいなら15℃以上・株を維持したいなら10℃以上
冬に限らず、アンスリウムを育てる上で気をつけるべき温度はこの数字が目安です。
低温帯において、株が新しい花をつける温度帯と、花はつかないけど枯れずに維持される温度帯があります。
特に後者についてはこの温度帯を下回ると低温障害のリスクが上がると思ってください。
この目安を知っておくと、「なんで花が咲かないんだろう」とか「なんか株の色が悪くなってきた」というケースに冷静に対処できます。
とはいえ、過去に動画でもお伝えしましたが、
低温障害は気がついたら時間が経っていて、症状が進行していたというケースがほとんどです。
極端に症状が進行していたら、復活が難しくなる場合も多いので、そこは注意点ですね。
夜の保温対策は段ボール×蒸着アルミシート
植物のために夜通し暖房をつけっぱなしにしておくのはエコではありません。
植物好きな人が好んでやっている場合もありますが、最近は電気代も上がっていますからね。
なので、保温対策をするなら段ボールに蒸着アルミシートを組み合わせたものをおすすめしています。
蒸着アルミシートというのはこんなやつで、これを段ボールに貼り付けるわけです。
これをで植物を囲ってあげると、冬を乗り切ってくれる可能性が上がります。
アルミシートは防災グッズとしても有用です。
古くなったシートを活用するのもアリですね。
配送は夜の冷え込みが穏やかなタイミングで
アンスリウムは冬のほうがきれいな花を咲かせてくれることもあってか、真冬でも注文が来ます。
この場合輸送中の冷え込みが一番のリスク要因となります。
以前カイロに関する記事に書いた通り、防寒対策をして発送はしているものの限度はあります。
当園では、夜の冷え込みが比較的穏やかなタイミングを狙って発送するようにしています。
お客様によっては配達希望日が決まっている場合があります。
そこはご了承いただいています。
まとめると
最近アルミシートを間に挟んだ防寒グッズ(ブランケットとか)が増えていますね。
使ってみるとクソ温かいので、アルミの偉大さに最近驚いています。