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(ひとりごと)適正なお手入れ方法を考える

ひとりごと

先日いただいた「花が咲かないのは肥料不足が原因ではないか?」という問い合わせがとても興味深いものだったので、適正なお手入れ方法について少し考察してみることにしました。
多分、多くの方に当てはまる話だと思うので、考え方について参考にしていただけるかなと。

花が咲かない原因はいろいろある

先日いただいた問い合わせの内容をざっくりまとめるとこんな感じです。

①アンスリウムを育てている多くの方は、光環境の整備や水やりを十分にできている
②その上で花が咲かないのは肥料に原因があるのではないか

過去の動画でもお伝えしていますが、花が咲かない原因はいくつかあります。
もちろん肥料不足が代表的ですが、肥料のやり過ぎでも花は咲きません。
他にも水やりの過不足、光不足、温度不足、温度が高すぎるなど、原因は実に様々です。
共通するのは、「アンスリウムを適正な環境に置くこと」ですね。

視聴者の皆さんの多くがしているお手入れは「適正」なのか

重要なのはここでしょう。
これまで多くの方の問い合わせに対応してきましたが、どの方もアンスリウムの置き場所について入念に考え、水やりにも気をつけておられました。
ただ、そのやり方が適正かどうかは判断が分かれるところです。

でも、その結果花が咲いていないという事実があります。
花が咲いていないということは、何かが株にとってストレスになっているということです。
それは肥料かもしれないし、与える水の量かもしれないし、光の量かもしれません。
こればかりはそれぞれの株を個別に詳しく見ていかないと判断ができません。

お手入れの適正値を伝えるのは実に難しい

こういう質問が来るということは、私の伝え方がまだまだだということですね。
まぁ相手が生き物ですから、模範解答はあっても、それをそのまま実行して上手くいくことの方が少ないです。
多くの場合、その模範解答的方法を個別に修正する必要があります。
やはり植物のオーナーさんがその目利き・修正力を鍛えるお手伝いをするのが一番です。
動画やブログを通してその考え方を伝えていこうと、今後に向けての励みになった問い合わせでした。

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