
暖かくなって、来園を希望するお客さんが増えました。
飛び込みで来られる方よりもちゃんと事前にご連絡いただける方も増えたので、とても嬉しく思います。
その一方で気になることがあって、電話予約を受ける時、来園希望日や希望時間まで丁寧に相談いただくのに、名乗らない方がほとんどなのは何故なんでしょう?
個人情報の問題とかそういうことなんでしょうか。
うーむ、不思議だ。
電話予約の時に名乗る方は全体の2割くらい
当園に来園予約する方法はいくつかあります。
メールだとちゃんと名前を書く欄があるからわかります。
LINEでご連絡いただく方は名前もお知らせいただける方が多いです。
でも、何故か電話予約の場合は名乗ってもらえない方が多いのです。
私が応対する時は電話をする時は名前までしっかり確認するのですが、たまに私が不在の時に両親が応対する時は名前を聞き忘れることがあります。
それで、実際に来園された時に「以前電話で予約した◯◯ですが…」と言われるのですが、こちらも名前を伺えていないのでスタッフ間での事前共有ができず、後手に回るなんてことがままあります。
飲食店に連絡する要領で電話してきているのかも
よくよく考えたら、飲食店などに電話で予約を申し入れる際は、最後にスタッフさんが名前と電話番号を確認されますね。
そういう感覚なのかも。
なのであれば、こちらから「お名前を伺っても?」と聞かないといけませんね。
電話番号は通知でわかりますから。
一対一のやり取りの時はちゃんと名乗ったほうが得
これは余計な話ですが、個人情報漏えい防止の観点から「聞かないと名前を言わない」というのは、この場合かなりイマイチな考え方です。
SNSのように一対複数のやり取りに慣れていくと、つい名前やメールアドレスといった個人情報を発信しないようにします。
それは正しいことですし、私もそうすべきだと思います。
ただ、電話予約のように一対一のやり取りをする場合はこのやり方は裏目に出ることが多いです。
実際予定日になると農園に顔を出すわけだし、どうせその時に名前が知られるわけです。
飲食店のように一度に大量に赤の他人と同じ空間に居合わせることもほとんどありません。
であれば、「先に名前を教えてくれた方が親切で印象が良い」ということになります。
逆に名前を教えてもらわないと、「電話来たけど、あの人だれ?」というやり取りが園内で発生します。
一世代前の人には自分から名乗らない人があまり礼儀を知らない人というイメージがあり、ちゃんと名乗ってくれたり、電話越しに丁寧な対応をしてくれた方は自然と印象が良くなります。
そうなると、実際にお会いした時になにかオマケをしてもらえるかもしれません。
何が言いたいかというと
別に「何が何でも自分も名前を名乗るべき!」と言いたいわけではないです。
一対一のやり取りの場合は名乗った方が印象的にも実利的にも得だよという話です。
一対一のやり取りだと、遅かれ早かれ名前などの個人情報が相手に知られる場合が多いです。
要は先に自分から名乗るか、後から何かしらの形で知られるかのどちらかです。
であれば、賢く自分から開示して印象を高めた方が得だよね、という話なのかなと。
そう考えると、LINEでの予約が一番気軽で良い気がしますね。