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観葉植物初心者が二度と繰り返さない失敗教訓

よくある困りごと


先日農園に来られた方から、こんな話を伺いました。
「こんな失敗をしました」という内容ですが、聴いていて観葉植物の初心者がやりがちなことだな思いました。
結構参考になる話なので、よければ参考にしてください。

緑のある空間に憧れ、思い切って5鉢の観葉植物を購入したが…

確か、モンステラ、サンスベリア、ポトス、パキラ、そして可愛らしいカラテアを買いました。
「これからよろしくね」と話しかけながら、リビングの窓際に並べた時は本当に満足感でいっぱいでした。

しかし、その幸せはわずか一晩で悲劇へと変わりました。
朝起きると、前日まで生き生きとしていた植物たちが全て茶色く変色し、萎れていたのです。
何が起きたのか理解できず、ただ呆然と立ち尽くすことしかできませんでした。

後から分かった、私がやらかした失敗3つ

いろいろと原因を調べてわかったことですが、私は3つ失敗をやらかしていたようです。

1つ目は、冬の寒い夜に窓際に置いたこと。
気温が急激に下がる窓際は、熱帯原産の植物たちにとって過酷な環境でした。

2つ目は、購入直後にすべての植物を一気に植え替えたこと。
環境変化へのストレスを考慮せず、さらに負担をかけてしまいました。

そして3つ目が致命的で、「愛情たっぷり」と思って大量の水を与えてしまったのです。
冬場だったので水やりの頻度を減らし、土の表面が乾いてから与えるべきだったのです。

その教訓が今に活きている

このつらい経験から立ち直り、現在は新たに迎えた植物たちと幸せに暮らしています。
その経験があったので、アンシカルさんのことを知り、こうやってお邪魔できているので。
今では各植物の原産地の環境を調べ、それぞれに合った置き場所や水やりの頻度を守っています。
例えば、サンスベリアは2週間に一度の水やりで十分ですし、モンステラは明るい日陰を好みます。

初心者の方へのアドバイスとしては、まず1〜2鉢の丈夫な種類から始めること。
そして何より大切なのは、植物それぞれの「声」に耳を傾けることです。
葉の状態や土の湿り気を日々観察することで、植物が何を求めているのかが次第に分かるようになります。

早く失敗したほうがいい

「早く失敗しておいて良かった」と仰っていました。
今お家で育てている植物の中にはちょっと値の張るものもあるそうで、これが一晩で枯れると思うと…とのことです。
私もそうですが、失敗するとそこから何かヒントをもらえます。
その点では、もっと失敗を前向きに捉えられたらなと思います。

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