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(ひとりごと)世代間の考えの違いをどう知るか

ひとりごと

2025年が開けましたね。
新年1発目は、世代間で異なる考え方をどう知るかという内容です。
ひとつ上・下の世代の考えを「理解する」としなかったのは、そんな簡単なものではないからです。
でも、理解するところまでは行けなくても、知ったり理解する努力をするのはできると思います。

先日のブログについて親世代の方からもらったコメント

先日「無礼を働いたお客様を追い返した」という記事を書きました。
この記事について、親世代の方からコメントをいただきました。
この方は私も面識があり、当園のブログをいつも楽しみにしてくださっている方です。

その内容は、『ひとつ下の世代に対して接する時に、何が無礼かわからない』というものでした。
自分では普通のことが、知らず知らずのうちに相手にとって失礼になっているかもしれない。
でもそれがわからないので、異なる世代の人に会うのがちょっと怖くなった…とのことです。

物事を捉える価値観は世代間で異なります。
そのため、その世代にとって当たり前のことが異なる世代では非常識だったりするわけですね。
そしてその価値観は誰かが明確に教えてくれるわけではありません。
自分で感じて知るしかないわけです。
さらに、知らず知らずに相手に失礼なことをしていたら、たちまちSNSで拡散されるなんてこともある時代です。
ある意味生きづらい時代になりました。

私自身、下の世代の方との交流には慎重になってしまう

このコメントをいただいて、私にも身に覚えがあるなと感じました。
私もひとつ下の世代の方と接する時、同じように価値観の違いを感じているからですね。
そして、その「世代」という階層は昔よりどんどん細かく分かれて行っています。
私の感覚では、ひとつ上の世代 = 親世代(だいたい30年くらい昔)です。
でも今の若い世代は10~15年くらいの間隔で世代が分かれている感じがします。
「ふた回り歳が違えば宇宙人」という言葉がありますし。
それくらい世代間の価値観は多様化しています。

私の両親は、私の考えが全然わからないと言います。
普段身近にいる息子ですらそうなので、赤の他人なんてもっとわからないでしょう。

理解しなくてもいいから、知る努力をする

若い世代が何を考えているのか分からないという悩みは、私自身も持っています。
そして、この悩みは今後もっと深く重くなっていくでしょう。
そんな中で私含め上の世代が若い世代に対して心しておかないといけないのは、「ありとあらゆる方法を使ってその世代を知る努力をする」ということだと思います。

どうも歳を取ると、新しいことを知る努力を怠けてしまいがちです。
年の功を振りかざして、「お前のほうから知りに来い」という横柄な態度を取る方もいます。
昔に比べて今の世代は理不尽な我慢をしなくて良くなったと感じます。
昔は嫌なことがあっても我慢しろ、という考え方でした。
でも、今は嫌なことは嫌だと言うべき、という考え方に変わっています。
私含め年寄り世代からすれば思うところもあるでしょう。
「今の世代ってこうなんだって~」といった感じで、私も妻に話をすることがよくあります。
その価値観が良いかどうか・理解できるかどうかは一旦横に置いて、
まずはそういうものだと知る努力をしないとなと、いつも感じます。

ちなみに今回は「無礼な態度」という切り口でしたが、「無礼」というのはあまり世代間で捉え方の違いはないように思います。
相手に対して礼儀を失しているというのは、別に昔も今も基本は変わっていないでしょうから。

まとめると

今の若い世代について、「異性への告白をLINEでやる」というのがどうしても理解できません…。

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